プレイ日記第200弾


シムシティ2000

パート5























天王寺舞の登場により、


今回のミッションは群馬参謀の忠誠を試すテストであったことがわかった。



「信長の野望」での群馬参謀の振る舞いに


反感を持って妨害を続けていたゼネゲルたちも巻き込み、


ナカユウ部隊は最後の戦いに挑む。














「こうなったらもう、やるしかない。


ゼネゲル、俺はあんたのやったことはもう忘れる。


だから頼む、許してくれ。そして協力してくれ」



「……私はお前のことを簡単に許すつもりはない。


だが、今回のことは申し訳なかったと思っている。


だから、今回のミッションが終わるまでは忘れることにした。


やるからにはとことんやるぞ、群馬参謀!!」



「よーし、面白くなってきやがった!


俺も協力させてもらうぞ!」




(・・・)















士気を高めるナカユウ部隊。






 


それに呼応するかのように、人口はついに9万人に達した。


全員ができる限り、人口を増やすべく策を講じた。














「はあ、はあ……ついに、敷地を全部埋めたぞ。


残りは必要最低限の水だけだ」


「溝蠍、人口はどうだ? もう達成できたか」



「……9万、2千です



「ちいっ。どうする、いっそ残りの敷地も埋めちまうか?」



「だめです。これ以上海を削ってしまっては、水不足になって逆効果です」



「まだ資金に余裕がある。低密度の地域をを高密度にすげ替えるんだ。


隣町への出入り口も増やす! 周辺から人をかき集めるんだ!」



















ナカユウは大規模な地域密度と交通の改善策に打って出る。
















「くっ。財源はもう限界だ! どうだ、溝蠍!」



「9万6千!だめです、足りません!」



「クソオッ!! 最初から敷地が足りなかったんじゃねえのか!」



「……まだ諦めるわけにはいかない。


このまま維持するんだ。


ギリギリまで持ちこたえて信じるんだ!」














だが……



















現実は無常だった。


9万6千人の時点で財源は限界に達してしまった。


最初、ゼネゲルに資金を減らされ、


序盤から銀行から融資を受けていたこともあり、


通常プレイよりも遥かに早く、警告表示がつきつけられる結果となった。


それは、ミッション失敗を意味していた・・・・・・・





















「ミッション、失敗です……


一度、本部に帰還しましょう」











全員が庁舎を出た。





















ナカユウ「あはははは!」




「どうした、ナカユウ」


「こんなミッションも達成できないで、何が群馬参謀だなんて思いましてね」


「ふっ、私もだ……隊長の直属部隊など、最初から勤まらなかったのかもしれぬ」


「はは、そうですね。みんなで、一番下からやりなおしましょう」












とつお「いいのか……、それで……。」



















ナカユウ「へっ、しょせん、くずはくずなんだよ」












ナカユウ「へへ……こんなもの(レーダー)……」


















ナカユウ「もう、用なしだぜ!」
























































ナカユウ「ちくしょう……」
























「ちくしょーーーーーーっ!!」














「おれたちは本当におわっちまうのか!


ここでもう、おしまいなのかよ!!」




「……」



「くっ……」











そのとき、一人の男が声をあげた。















「ひとつだけ、方法があります」














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